こんにちは、りょうこ(@ryokostory)です。
「目標設定」と聞くと、しんどい〜となる方、朗報です。
これからは、時代が変わっていくかもしれません。
私も目標を定めて頑張る!というのが苦手なタイプで、実は、計画性のなさをダメなことと思いがちでした。
ただ、やりたいことがはっきりしている時は、やるべきことが見えてきて、どんどん進めるし、粘り強く最後までがんばるので、はたして目標設定が大事!と一番最初に言ってしまうことはどうなのか考えていました。
そんな中、昨年2019年、衝撃的なお話を聞く機会があったのです。
目次
目標を持たずに日本一になった保険屋さんの話
私の尊敬する山崎拓巳さんの主催の講演で、この保険屋さんの話を聞いたときに、
キター!!!と思いました。生命保険の世界なんて、数字の目標立てて、そこに向かって毎日何件のアポとって、、、みたいな感じだと思いませんか?
実際、そういうものだそうです。
ただ、この保険屋さんは、それが苦しくて、考え方を変え、
毎日、今日会う2〜3人を笑顔にする
ことに集中して、それだけを続けたそうです。
(「3人」などと限定すると苦しくなるので、だいたいの人数にしていたそう)
面白いことには、その目の前の人から結果がやってくるわけではなく、あさっての方向から大きな契約が舞い込んできたと。
「貢献」のエネルギーは、巡り巡って自分に戻ってくるというメカニズム。
結果、彼は目標設定をしないまま、日本一の数字を出した保険屋さんとなっていました。
この話は、山崎拓巳さんと斎藤ソフィーさんの本にあるので、ぜひ読んでみてください。
チベット密教からの教えをベースにした、願いを叶える貢献のロジックについて書かれています。
この、目標を設定しないで成功していく現象というのは、新しい時代の潮流らしく、そんな新しいタイプは「展開型」とカテゴライズされるそうです。
「自分がこう生きるという軸を持って運ばれていく」と説明されています。
それに対して、今までのスタンダードは「目標逆算型」です。
目標を決めて、それを成し遂げるにはどうしたら良いかの計画を立てる。
もちろん、それらのハイブリッドな場合もあるとのことです。
もし、目標設定がしんどいという方、ぜひこの本を読まれてみてください。
何か、感じるものがあるかと思います。
自分の一番大切な価値観を明確にする
この保険屋さんは、ぼんやりしたままギネスに載る程の数字を出した訳ではありません。
彼は「人を笑顔にする=自分の幸せ」という価値観、生き方の軸をとてもはっきりさせていました。
なんとなくそれを思っていた、くらいのレベルではありません。
信念として、その生き方にコミットしていました。
そして、毎日、毎日その軸だけは死守して過ごし、たどり着いたら、すごい場所だったのだそうです。
達成したから幸せなのではないところが、この話のポイントだと思います。
なんとなく、目標設定と聞くと、その目標を達成した時点に幸せがあるように感じ、
そこまでの道のりは苦しいのではないかと思いがちです。
実は、「目標逆算型」で進むとしても、その目標を設定することで、「今」が幸せになるようにすると、達成しやすいと言われています。
結局は、自分の一番大切にしていることを明確にすることが、まず始めの一歩ということですね。
自分の心と対話する習慣を作る
もし、自分の価値観はこれだ!と明確にできないという悩みがある場合、それは、自分自身と対話することが足りていないと思われます。
自分の内面に向き合う時間を、毎日のスケジュールの中に組み込むことをおすすめします。
「To Do リストを作る」というような、頭で作業するような領域ではなくて、
もっと深い部分の自分にアクセスをしないと、本当の心の声は聞こえにくいものです。
瞑想ができる方は、その時間を作る。
瞑想が苦手な方は、ストレッチやマッサージをしながらとか、リラックスできる音楽を聴きながらとか、入浴しながらでも良いと思います。
一番おすすめなことは、「リトリート」の時間を取ることです。
欧米では、「ヨガ」と同じくらいに一般化されている文化なのですが、日常を離れて、自然の多い場所などで、ゆったりと休むこと、リフレッシュすることを第一の目的として過ごすことです。
この間に、ヨガや瞑想をしたり、読書をしたり、森を散歩したり、マッサージを受けたりして、普段は外側に向いている意識を、内側に集中させます。
私自身も、こういった時間によって、自分を取り戻すことができた経験が何度もあります。
子供が小さい時などは、難しいこともあるかもしれませんが、自分軸を整えることは、何よりも最優先事項です。
ぜひ「旅行」の代わりに「リトリート」を年間計画の中に組み込んでみてください。
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